再生へのみちしるべ 〜 HFC中間決算編
2004.9.22 すが
1)Jリーグクラブの収支公表について
9月22日付け朝刊各誌で「Jリーグ赤字クラブ7減、4クラブに」という記事が載ってます。
残念ながら、コンサドーレ札幌は4クラブのうちの1つです。
経常利益上位5クラブは、仙台、磐田、名古屋、京都、G大阪です。
名古屋・京都・ガンバはそれぞれトヨタ・京セラ・松下がしっかり支援してるので納得です。
磐田はヤマハの支援がしっかりしてます。Jリーグクラブのなかで予算規模が大きいのは
意外なことに磐田・ガンバの40億です。今年のHFCの3倍あります。次にクラスは横浜・
浦和・鹿島・名古屋の35億になります。この6クラブの経営は安泰といわれてます。
そのなかで仙台がJ1上位チームなみに利益をあげているのは立派です。
さて、新聞によると来期から各チームの収支を公表するそうですので、HFCは相当シビア
に経営計画を練らないといけません。
ということで、今年の中間決算の分析をしてみましょう。
2)HFCの16年度中間決算は〜
「すが」の修正予想 16/6単位:百万円 HFC公表単位:百万円
まずは、上の表をん〜とにらんで見て下さい。
HFCの中間決算はほぼ予想通りの数字がでてきました。
6月に売上を上方修正した予想を上・下に分割したものが<左>の表で、
中間決算の数字から通期予想をしたものが<右>の表です。
中間決算(上期)の解説を少しします。
(HFC関係者以外では一番核心をついている自信ありです。)
まず、なぜ大幅黒字になっているかというと、
今野の移籍金(推定2億円)が計上されているから
です。これを除くと営業利益ベースで若干の赤字ということになります。
移籍金収入以外にその他の収入項目が上期に大きくなっているのは、
TV等の放映権収入が年間一括契約の理由でで上期に計上されているものと推測されます。
これらの収入がない下期は当然のことながら赤字となります。
下期の予想ですが、9月21日現在ホームゲーム7試合の観客数平均は8千人です。
上期10試合の平均1万人から2千人ダウン。
なんとか上期の入場料収入は確保したいところです。
入場者数平均8千人をクリアできれば、通期で2億の黒字が可能です。
結局、うまくいって2億の黒字を計上できても、今野の移籍金の分ということになりますので、
来年は移籍金収入はまずないと考えなくてないけないので、
今季並みの収入で、かつ2億の補助金があって、やっと収支トントンですので、
厳しい状況に変りありません。
とにかく、HFCの営業部門には2億黒字必成で広告をとってもらわなくては困ります。
観客数アップには第4クール、「なんとか3勝」を選手たちのノルマとして課します。
がんばれ〜! コ〜ンサド〜レ! ドンドンドン!
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